2004年9月18日(土曜日)。岩井小百合'2004ファンの集いが開催されました!今回の集いは今までにない「趣向」と「企画」が練られており、本人さえも内容を知らされていないという「ミステリ−ツア−」でした。 ファンにとってはおそらく伝説になるであろう今回の集いを「ツア−リポ−ト」しますので、参加された方はもちろん参加できなかった方もぜひともご覧になってください。それでは出発進行! |
第1ミステリ−【上野】 「約3年半ぶりか…」上野駅に降り立った私は感慨深げに周囲を見渡していた。今日は待ちにまった小百合ちゃんの集い「ミステリ−ツア−」の日だが、集合場所は以前の集いのあった上野動物園にほど近い、「上野駅公園口前」であった。 天気予報の予測に反し、集合時間の少し前に雨がパラついたらしく、路面には少しばかり濡れた後が残っていた。去年のクリスマスライブ以来、「もうすぐ彼女に逢える…」この気持ちはファン以外のものにはきっと理解し得ないに違いない。 長い長い空白期間を今日埋めることができるのかと思うと、自然と胸が高まるのを感じていた。 |
第2ミステリ−【集結】 指示のあった東京文化会館前は改札のすぐ目の前だった。集合時間の30分前に到着してしまい、「さて、どうしようか…」と思っていたところ指〇ハンタ−さんが登場!ト−クライブの時と同様、やはり彼も集合時間より前に来ていたのだった。 なつかしい話をしているとスタッフがどこからともなく現れ、「ミステリ−ツア−参加案内」を渡してくれた。「どれどれ…」と読んでみると今回の集いは「バス」であることが書いてあった。参加費が1万円であったのでずっと前から「バスじゃない?」と言っていたが予想は的中であった。 文面を凝視していると「じゃあ、すいませんけどあとヨロシク」といってスタッフの人は足早にどこかに去っていってしまった。さゆりちゃんとの調整があるらしい。残された我々はただ呆然としているだけだった。 |
第3ミステリ−【配布】 では、やりますか…。我々2人は預けられた名簿を見ながら、集まってくる参加者の方の出欠と資料配布を始めた。知っている人や初めて見る人、それに女性の方も加わって自然と「集いが始まる」という感覚が高まっていった。 資料にはバスツア−における席割りが書いてあった。「自分の席」と「小百合ちゃんの席」との位置関係はとても大切なだけにみんなじっくりと「凝視」している。しかし、資料には座席番号と自分の位置しか書かれておらず、他の人のことは一切わからない。 また、「途中で公平を期すために席替えがある」と書かれてあり、これまたミステリ−ツア−らしい趣向が凝らされていたのであった。 |
第4ミステリ−【誤算】 定刻の12時30分となった。名簿リストと集合した人をチェックすると、あと一人足りない。S森さんであった。彼は大阪方面から来るはずなので何かあったのかもしれない。 そうこうするうちにスタッフの方の携帯にS森さん本人から「今、池袋なんですが」という電話が入った。「飛行機で来るはずの人が何故池袋に???」。全員が理解することができなかったが、ひとまず集まった人だけで先にバスに乗車することになった。 バスは集合場所の近くに止まっていたが、中型のサロンバスであった。サロンバス…ご存知の方も多いと思うが、車体の後部がコの字型の座席配置になっていて、よくTV撮影とかでも使われているタイプだ。席替えするのはもちろん小百合ちゃん本人とファンのみんなが移動中も公平に直接話すためであろう。 |
第5ミステリ−【登場】 集合時間から30分も経過したが現れない…。スタッフの判断でS森さんには電車で直接現地に来てもらうこととなった。 そしてそして、いよいよ小百合ちゃんのご登場!静かにバスのタラップをのぼってきた彼女は、素敵な黒のス−ツに小さな黒のハンドバックという装いであった。 「みなさん、こんにちは〜」久しぶりに見た彼女は去年と少しも変わっていなかった。というよりむしろ「ハイソ」な感じがして、とてもきれいであった。 彼女が後部座席の中央に着席したところで「出発進行!」。バスは静かに動き始めた。 |
第6ミステリ−【緊張】 スタッフの方から参加カ−ドが読み上げられ、一人一人小百合ちゃんに軽く挨拶。みんなどことなく恥ずかしそうな感じであった。 バスは快調に動き始めて後ろのサロンスペ−スもさぞかし会話が弾むかと思いきや、予想以上にみんな口が重い。これはあとでわかったことなのだが、みんな最初はかなり緊張していたかららしい。 ちなみにカ−ドには「小百合ちゃんへの質問」コ−ナ−というのがあって私は隣に座っていた〇〇ちゃんと「何書いた?」で会話が盛り上がってしまった。本当は「プライベ−トなこと」をたくさんたくさん聞きたいけどこういう場ではなんだし、いまさら「好きな食べ物は?」でもないし…。みんな結構悩んで書いているんだよね。でもって私は「得意な料理は?」ぐらいしか書けませんでした(^^; それからこのバスにはVTRがついていたので終始懐かしの映像がオンエア!本人も「懐かしい!」と喜んでいました。 |
第7ミステリ−【休憩】 少しずつ盛り上がってきたところで早くも最初の休憩地「加平サ−ビスエリア」に到着してしまった。私自身興奮していたのか、いつの間に首都高速に乗っていたのかまったく気づいていなかった。 ここで早くも席替えタイム!あまりに早く着きすぎて正直、「しまった!もっと話しておけば…」と一人ジュ−スを飲みながら後悔の念しきりでありました。 それにしてもこのサ−ビスエリアはとても小さいので我々のような団体客にはちょうどぴったり!はぐれることはないし、トイレ待ちもしないで済むしで、出発時のトラブルはあったものの、ここまではまずまずの滑り出しといったところでした(^-^) |
第8ミステリ−【変身】 さて、サ−ビスエリアを出発しようと点呼をとったところ肝心の「ご本人がいない!」。まさかS森さんのように置いていくわけなどできるはずもなく、スタッフが走って探しに。 そして数分後に現われた彼女はナント「バスガ−ル」姿で登場!どうやらこれもミステリ−ツア−の「演出」だったようです。 本当はバス車内は小百合ちゃんとファンのみんながくつろげるように「写真撮影禁止」だったのですが、せっかくの衣装ということでこのときだけは「撮影解禁」してくれました。 それにしても何を着ても小百合ちゃんは似合いますね!やはりバスツア−にはバスガ−ルという演出もなかなかよかったです(^-^) |
第9ミステリ−【撮影】 首都高速から常磐自動車道へとバスは進み、柏インタ−で一般道へ。しばらくするととある公園に到着。みんなが「どこだどこだ」と周りを見渡すと「柏の葉公園」という看板を発見!なんでもJリ−グの柏レイソルのホ−ムグラウンドもあるという広大な公園であるとのことでした。 そしてここで待望の写真撮影タイム。それにしてもさすが晴れ女の小百合ちゃん。お天気は最高!かえって良すぎるぐらいに晴れ渡っておりました(^-^) |
公園内をみんなで散策し、撮影ポイントに移動。おっと、小百合ちゃんの後ろに見えているこの怪しげな後ろ姿は…。 角度を変えてもう一枚。今どきこんなズボンはいてる人なんてそうそういませんよね…もしかしてもしかすると! ジャア〜〜〜ン!やっぱり知る人ぞ知るあのN田さんでした! やっぱりこの風貌は目立ちますよね!目立ちすぎです! |
よく晴れ渡った午後のひとときに、ファンと小百合ちゃんが仲良く交流している素敵な写真。天気が良くて本当によかった! 公園と彼女って本当に似合ってますよね! でも本当の写真は下なんですよ… 実はあのN田さんも右端に映っておりました。ちなみにN田さんは「中田さん」ではありませんよ! それは参加していない誰かが勝手に予測してつけた名前です。本名を知りたい人はぜひイベントに参加して彼を探してみて下さい。 …補足ですが、彼の話すネタはいつも決まって「庄野真代さんとドリフネタ」です。 もし彼から「あのよ〜、ドリフタ−ズのいかりや長介の本名はよォ」と話しかけられたらもうおしまいです。きっと彼は同じネタを延々とあなたに話し続けることでしょう…。「間違いない!」 |
本当にいいなぁ…こんな天気のいい日に彼女一緒にいられるなんて。 他の参加した人もきっとそう思っていることでしょう。 |
それにしても彼女の体系は昔とほとんど変わっていない、いやむしろ適度に必要なお肉がついて魅力的な体系になられたのではないでしょうか。 左側はわざわざ富山県から来てくれた〇〇ちゃん。ちょっと新〇恵利さんに似ている美人さんでした。ちなみに撮影しているのはひ〇みさん。 |
全体での集合写真。 今回は参加された全員の人が小百合ちゃんと直接お話できるように中型サロンバスを設定。そのバス定員のために抽選となったようです。 もっともこの他にこの写真を撮っている方と「現地からでもいいからどうしても参加したい」という方が5人程度、それに途中参加のキングレコ−ド関係者の方を含めるとこの写真に写っている人以外で10人ぐらいいましたね。 …そうこうするうちにあっという間に次の移動ポイントの時間に。ううっ、もっとこの場所でゆっくりしたいよォ…。 |
第10ミステリ−【到着!】 そして行き着いた先は柏駅近くのお店でした。ここのお店のシェフはもと有名ホテルのフレンチシェフをされていたということで「味は保証つき」でした。 出来立てお料理が10種類以上あったよなぁ…特に冷製パスタは上手かった!それに圧巻は2メ−トル以上あるソ−セ−ジ!小百合ちゃんを先頭にみんなでなかよく切って食べたのですが、こんなに長いのは今まで見たことありませんでした(^^ ちなみに小百合ちゃんの持っているのはシェフ特製の小百合ちゃん似顔絵付オムライス!これには小百合ちゃんも大満足のようでした(^-^) |
そして気がつけばみんなで小百合ちゃんを囲んで写真撮影。 今回のツア−でおいしいのは写真撮影の機会がたくさんあったこと。 普通のライブだとたいてい歌しかないのに「撮影禁止」だからほとんど撮れないでしょ?でも今回は事務所サイドでのOKが出ていたので「上のようなナイスな写真」が撮れた訳です。 ちなみに私のデジカメは3年前の古いものなので、きっと他の人の写真はさぞかし写りがよかったのでしょうね!いやあ貴重な機会だなぁ… |
今回の集いはミステリ−ツア−ということでいろんな特徴がありましたが、その一つがこの「変身タイム!」 行きの「バスガイド」さんの他にこのような「シェフスタイル」でもご登場!いやあなかなか彼女に似合っていました。このとき手に持っているのが遠くから来てくれた人のための「おみやげ用豪華サンドイッチ」!小百合ちゃんがわざわざ手配したっていうからさすがですね…私もほしい! この他にビンゴゲ−ムや小百合ちゃんの自腹プレゼント、さらにさっき撮影されたばかりのさゆりちゃんスペシャルショット争奪ジャンケンなどいろいろありました。でもみんなが一番嬉しかったのは小百合ちゃんとゆっくり話せたことかなぁ…この会場で3時間以上小百合ちゃんはみんなのテ−ブル回ってお話ししてましたからね! |
第11ミステリ−【熱唱!】 そしていよいよみなさんお待ちかねの「歌の時間」! ファンファ−レの後の長い時間「演出?」のあとに、ドリ−ム×3のメロディに乗って小百合ちゃんのご登場となりました。 今日の出で立ちはシャネルの黒の素敵なドレス!派手な色の服もいいですが、小百合ちゃんはこういった落ち着いた感じの色の方が似合いますね!本当に素敵でした(^-^) |
ここで今日歌う曲はさっきまで小百合ちゃんに知らされていなかったということが発覚!ミステリツア−ということで小百合ちゃんにとっては歌の時間までミステリ−だったわけです! 歌の時間中は撮影禁止でしたが、言葉でその内容をご紹介すると1曲目は彼女の代表作「恋 あなたしだい」でした!彼女は久しぶりに歌う上に、ふだん育児で疲れているはずなのにそんな姿はかけらもなく、懐かしいステップ付のフリで一生懸命歌ってくれました。 次は何か…みんなが期待しているなか「水色のラブレタ−」がオンエア。これまた懐かしいロボットダンス付で歌の方も「バッチリ」でした! それにしてもなんて素敵な笑顔で歌うのでしょう!彼女はやっぱり結婚しても子供が出来ても「歌手 岩井小百合」が一番似合っているのだとみんなが感じた瞬間でした。 |
そして最後の曲は…これまた驚きの「イントロかかったら歌ってください」という驚きのミステリ−となっていました!つまりこの曲に関しては彼女はまったく知らされていなかったわけです。 「イントロがかかったらその曲を歌ってください」という指示に勘のイイ小百合ちゃんは「もしかして、ドキドキハ−トのバ−スデ−パ−ティ−?だったら掛け声の練習が必要でしょう」とばかりにいつもの彼女のペ−スとなりました。 「それじゃあいつもの通り練習するわよ。せ〜の〜」の掛け声に合わせて「さゆりちゃ〜ん」の大合唱。昨年のライブの時に較べたら2割以下の人数しかいないのに、そしてそして初めて参加された方や女の子もいるのになかなかどうして、みんな大声を出しておりました(^^ |
「S・A・Y・U・R・I・さゆりちゃ〜ん」。はじまりましたファン恒例の盛り上げタイム!ほとんど人が30歳を超え、既婚している方も多いのにそんなことは微塵も感じされないのはスゴイ! しかし、そんな熱気に驚いてしまったのか小百合ちゃんが歌詞を大幅に失念!(曲をまったく知らされていなかったのですから仕方ないですよね) ごまかしの上手いさゆりちゃんにしては明らかに「忘れた!」とわかるシ−ンでしたが、そこはファンの集い!そんなことはみんな全然気にしていませんでした(^^ ただ、キングの関係者の方が来ていたのとみんなのアンコ−ルの掛け声におされて予定外のドリ−ム×3まで熱唱!最後はみんなが汗ダクになっていました。いやあ、やっぱりライブはいいものです。 |
第12ミステリ−【笑顔】 歌の後に、三ツ矢プロダクション代表の小野田社長から感謝の挨拶と「ベスト発売」の告知があり、その内容に会場からは思わず「オオっ」というどよめきがあがっていました。 そして最後に参加者全員が一人ひとり2ショットとサイン、そして握手でお別れとなりました。このイベントが成功したかどうかは参加された方の表情でみなさんおわかりかと思います(^-^) みんなイイ表情してるでしょ? ちなみに左の彼は小百合ちゃんが身に着けていたブレスレットをゲ−ムでもらっていました。 |
今回の集いは今までになく長時間で、終わったときにはすっかり外は暗くなっていました。「本当に今日はありがとう。また逢いましょうね!」優しい彼女は店の外で我々の姿が見えなくなるまで手を振ってくれていました。 一緒のバス旅行に数々の写真撮影、そして歌に食事に会話と今日一日あまりに多くの出来事があって、思い出を整理するのにさえ、時間がかかりそうなぐらい密度の濃い一日でした。 でも、確実に私の胸に残ったのは、優しい笑顔と「アリガトウ」と言ってくれた彼女のあったかい気持ち…もうそれだけで参加してよかったと感じたのでした。 シアワセをありがとう!そしてまた近いうちに逢えることを心から願って… ミステリ−ツア−体験記 終了 |