ト−クライブ体験記
2003年5/29(木)。記念すべきト−クライブVOL1が大成功だったのでVOL2が新宿プラスワンで開催されました
こんなにすばらしいライブに参加しておきながら御報告しないわけにはいかない…
ということでこのコ-ナ-ではレポ−トを何回かに分けて掲載していくことにしました。それではSTARTですっ!
<ト−クライブVOL2  第一話 【どうしてこんなことに…】>
 「もう少しお待ちいただけますか?」、「いや待てないんです!急ぎなんですっ!」…こんな会話が新宿駅小田急の花屋でなされていた。前者はもちろん花屋の店員で後者は管理人である私である。この日はト−クライブのVOL2の日!私にとっての人生で間違いなく思い出に残るであろう記念すべき日である。それなのに…私としたことが開場時間に間に合わなくなりそうである。
 時刻は6時20分をすでに回っていた。ここから5分ではとても会場まで間に合わない。どうしてこんなことになったのかというと…6時の整理券を手に入れる為に6時に会場に行ったことが原因であった。会場から新宿駅までは約10分かかる。よって花束を注文して作るとなるとそれなりに時間がかかるのだ。
 「お待たせしました!」店員が差し出した花束はなかなか見事な出来栄えであった。その代わり若くて比較的美形の店員の顔はせかされたことによって明らかにゆがんで見えた。しかしそんなことを気にしている時間はない。私は急いでタクシ-に飛び乗ると「コマ劇場まで」と運転手に伝えた。
 タクシ−の運転手は「ここからじゃ方向逆。それに混んでるから時間かかりますよ」とそっけなく答えた。私は心の中で「またか」と思うと同時に「いいからできるだけ急いで下さい!」と運転手に指示した。運転手は私の気持を察したらしく強引にグイグイ突っ込んで行った。「ここから奥はいけませんよ」運転手はコマの裏でそう言った。私は礼を言うのもそこそこに会場まで走っていった。
 地下の階段を降りると会場のドアが開いている。「とうとう着いた!」私は息をきらせてお金を払うと中に入った。運良く中頃の端の席に陣取った。「さて知合いは…」と見渡すとCさんとKさんに出くわした。「どこ座ってるの?」と聞くとナント一番前!ということで私は彼らの間の席(つまり最高の席)を手にすることができたのだった。
友達はありがたい…としみじみ考えていると肩をたたく人がいた。常連のSさんだった。彼は「N田」来てる?と私に聞いた。N田…そう忘れもしない前回観音様の異様な服を着てきた彼である。そこで我々は見渡したところ彼はいなかった。「よかった…」内心私は心の中で安堵してしまった。
 しかし次の瞬間見覚えのある顔が入ってきた…。そうN田さんだった。まさに噂をすればである。そんなこんなでバタバタしながら開演時間を迎えた。

<ト−クライブVOL2  第二話 【黒のドレス】>
 突然「ドリ−ム×3」の曲が流れ始めた。そう、いよいよスタ−トだ!一番初めに登場したのは憧れの小百合ちゃん、続いてピンポンズ2人の入場である。この小百合ちゃんのドレスがとっても素敵!何かのショ−に出席するような黒の素敵なドレスに少し流した髪がとってもよく似合っていた。
 「本当にかわいいよなぁ…」きっと誰もがそう思ったに違いない。私はうっとりして彼女を見つめてしまった…。さてピンポンズのお二人はというと予測どおり卓球の「素振り」で自己紹介。お笑い芸人の割には比較的落ち着いた感じがして役者でも活躍できそうな男性2人組であった。
 そして恒例の乾杯タイム!ピンポンズさんの「じゃあル−ビ−で!」という言葉に小百合ちゃんも「じゃあ私もマ−ナ−ル−ビ−で!」とオ−ダ−。さすが芸能界20年!「ル−ビ−」はよく聞くけど「マ−ナ−付き」とは!と変なところで感心してしまった私だった!
 そしてみんなそろって「乾ぱ〜い!」!いやあうまい!やっぱり小百合ちゃんと飲むお酒は最高!場も和んでまずまずの出だしであった(^-^)
今回は現役アイドルのゲストということで「U-ANGEL」から2人、「たなかさおり」と「坂松芽伊」ちゃんも登場。総勢5人の豪華な顔ぶれであった。さてこのアイドルの2人は性格が正反対!どちらがどちらというと問題あるから書かないけど一人は比較的普通の14歳。性格も素直そうでなかなかアイドル向きである。
 ところがもう一人は…この態度「ビックL」はいったいなんなんでしょうか?小百合ちゃんが気を利かせて上手く紹介しようとしているのに逆に突っ込みいれてしまうという信じがたい言動!その後も「自分はメジャ−なんだから」的な発言が続きちょっとがっかり…でもそこは我らが小百合ちゃん上手くフォロ−して場を盛り上げてくれたのでした(^0^)きっと誰もが「やっぱり小百合ちゃんは違う…」と思ったのではないでしょうか。この気配りとフォロ−が小百合ちゃんの大きな魅力。きっと小百合ちゃんは内面の持つ魅力が外見に現れて素敵になったのでしょうね(^^
 この後全員参加のクイズ大会で最後に残った4名の方に「直筆サイン色紙」を進呈!今までにはない一体感を生みつつ、あっという間に後半戦に突入したのでした!
<ト−クライブVOL2  第三話 【ピンポンズ&あさぎ】>
 後半の最初はピンポンズによるお笑いト−ク。このお二人は若い格好をされてますが社会経験豊富でなかなか楽しい二人組である。最初の軽〜いネタのあといよいよ本題へ!「実は私たち発表していないことがあります」と二人が切り出した。最近のお笑い系の傾向からして「期待させときながら中身はたいしたことないのでは…」と内心思っていた。ところが実際は「実は我々はあの田○まさしの弟子なんです。師匠が迷惑かけてもうしわけありません!」と言ってきた。これには会場が大ウケ!仕込みネタではないだけにとても面白かった(^-^)
 気を良くしたお二人は続いて「小百合さんのアニキ分はコレで俺達の師匠はコレ。共通点ありますよね!」と爆弾発言連発。お笑い系のPOWERで会場が一気にヒ−トアップしました。このお二人はふだんはバイトしながらお笑いのお仕事をされているそうで、本当の姿は礼儀正しくて心優しい人たちでした!山梨放送では深夜出演されているそうですのでそちら方面の方は是非応援してあげてください。
 そして次は2番目のアイドルの「工藤あさぎ」さんの登場。現在彼女は大学生アイドルですが去年まではユニットを組んで活動していたとのことでその当時からのファンが何人か会場には詰め掛けていました。彼女の特徴は「天然系のおもしろさ」で途中何度も「さっきまでサンドイッチ食べてて突然出番だって言われて…」を連呼していました(^^
 何曲か歌っていただいて会場がだいぶあったまってきました…そしていよいよお待ちかね我らが「小百合ちゃん」の登場となりました(^-^)
<ト−クライブVOL2  最終話 【やっぱり小百合ちゃん】
 あさぎさんの上手いんだか下手なんだかよくわからない紹介でいよいよ我らが小百合ちゃんの登場となった。黒のドレスが本当にまぶしかった(^0^) 曲はなんだろう…「ドリ−ム」か「あなたしだい」か…と思っていたが今回も予想に反して「水色のラブレタ−」だった!

 この歌は本当に人気のあった曲だが「振り」が特徴があって難しい!それなのに小百合ちゃんは「それじゃあ20年近く前の曲だけど今日は振りつきでやります!」と言ってくれた!みんな心の中で「これは貴重だ!」と思ったに違いない。その証拠に客席からは「おおー」という低い感嘆の声があがった。
 軽妙なイントロにあわせて小百合ちゃんが揺れる。そして期待していた「ロボットダンス」も昔のままだった。見ているみんなも一生懸命に手拍子であわせる。…20年。本当に長い時間だったはずなのにここにいる小百合ちゃんも見ている我々も今日は全く時間の壁がなかった。正確にはその時間の壁をみんなが吹き飛ばしていたと言った方が事実に近い。本当にそれぐらいのパワ−があった。
 歌い終わって小百合ちゃん曰く、「やっぱり久しぶりだからね〜みんなの手拍子が合ってなくてとっても歌いづらかった」と明るく言ってのけた。 この明るさ、この余裕、これがまた一段と会場の雰囲気を良くしてくれた。我々がこの20年成長できたかは定かではないが、この今の一言に小百合ちゃんの成長の後がはっきりとあらわれていた。
 「じゃあ次は私が高校生の時に作った歌を歌います」と彼女は言った。そしてその曲はなんと「ときめきの海」であった!この曲は大人びた今の小百合ちゃんにはピッタリの曲で去年のヒ−リング中心のライブにあって特別に歌われた曲でもあった。「今度は手拍子無しでね(^^」と彼女は優しく微笑んだ。その微笑みが消えないうちにイントロがスタ−ト。この曲独特のすぐ「サビ」に入った。私はこの曲を聴くといつも「ぞくぞく」するのだが今回も例外ではなかった。「なんて力強くてココロがこもっているのだろう…」きっと誰もがそう思ったに違いない。この歌声をずっと聴いていたい…お世辞抜きで本当に私はそう思った。そしてエンディングと共に湧き上がる拍手とアンコ−ルの嵐!当然の結果であった。
「そう思って今日は用意してきました!」と小百合ちゃんの一言。みんなの野太い「オ−」という声が男性ファン独特の「喜び」を表していた(^0^) そして曲は前回同様「ドキ・ハ−・パ−」。予行演習の「さゆりチャ−ン」のコ−ルを3回連続で彼女は要求!かなりあったまったところでそのままイントロになった。前回同様みんな一生懸命コ−ルをかけている。平均年齢は30を超えているはずなのに本当に疲れを感じさせない。そして小百合ちゃんこそ年齢を感じさせない、いやそれどころか女性としての魅力に磨きがかかった素晴らしい歌声と笑顔を見せてくれた。

 あっと言う間のト−クライブだった。でもこのライブで直接小百合ちゃんに逢えて、直接小百合ちゃんの歌声を聴けた意義は計り知れないほど大きかった。彼女の素晴らしさと優しさが満ち溢れていた…そんなライブだったような気がする。ちなみに彼女はわざわざ帰り際に我々ファンに「お別れの挨拶」に来てくれた。彼女と握手した瞬間…これが「シアワセ」なんだと気づいた瞬間だった。シアワセは気づくもの…いいえ、気づけたのは自分の力ではなくあなたの優しさです!そう言いたい気持ちでいっぱいになった新緑の夜でした(^0^)

今回でト−クライブ体験記は一時お休みです。次回はみなさんご存知の「20周年記念ライブ」でお逢いしましょう!(みなさん宣伝活動も忘れてはいけませんよ(*^0^*))
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